こんにちは!わっこです。
みなさんはこんなお悩みはないですか?
文章を書くのが苦手・・・
なんとかしたいですよね。
結論から言うと、「PREP(プレップ)の法則」を知って取り入れれば、分かりにくい文章が、スッと理解しやすい文章に変化します。
本記事では、あなたのライティングを「伝わる!売れる!」ものに変える「PREPの法則」を実践的な例とともにご紹介します。
文章を書くことに自信がない方でも、この法則をマスターすれば、あなたのメッセージは確実に心に響くものになるでしょう。
PREPの法則とは?
PREPの法則の基本構造
PREPの法則は、
「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論 (Point)」
の順にあてはめるだけでできるライティングのコツ。
シンプルなルールなので、初心者でも簡単に説得力のある文章を書けるようになります。
<PREPの法則の基本構造>
結論 (Point): 「〇〇は★★です」
∟最初に、何について話すのか、何を伝えたいのかをはっきりさせる
理由 (Reason): 「なぜなら、▲▲だからです」
∟次に、その結論に至った理由や根拠を説明する
具体例 (Example): 「例えば、◾◾です」
∟理由をもっとわかりやすくするために、具体的な例を出す
結論(Point):「だから〇〇は★★です」
∟最後に、最初に言った結論をもう一度強調して、話をまとめ
PREPの法則にあてはめた文章はこちらです。
Point:結論
ライティングを学ことは重要です。
Reason:理由
なぜなら我流の書き方では分かりにくい文章しか書けず、時間もかかって非効率だからです。
Example:具体例
たとえば、PREPの法則を使いこなせると、相手に伝わりやすい文章を短時間で書けるようになります。
Point:結論
そのため、ライティングを学ことは仕事の質や効率を上げるのに重要です。
いきなり書き始めるのではなく、 P、R、E、Pと頭文字だけ書き出して、どの要素を入れるか決めておくととスムーズに書き進められます。
起承転結とは違う
学校で習った文章の型に「起承転結」がありますよね?
小説や映画、4コマ漫画などストーリー性があるものは起承転結が用いられています。
読者が次の展開や結末をわくわくしながら読む場合は起承転結が効果的ですが、ビジネスやWebライティングに求められているのは「いかにスピーディーに相手に内容を伝えられるか」。
書く文章の種類によって目指すものが違うため、どの技法が適しているのかを考える必要があります。
ビジネスの場合は、基本的にはPREPの法則と考えて間違いないでしょう。
PREPの法則を使うメリット3選!
重要なポイントを簡潔に伝えやすい
最初に結論や要点を伝えるので、相手は「こんな内容の話が始まるのね」と予測できるため内容を理解しやすくなります。
逆に「結論はなんだろう?」と頭の中に「?」が浮かんだ状態だと、相手はそこが気になって内容が頭に入りません。
またあれもこれもと思いついたまま要素を入れてしまうと文章が冗長になり、「で、何が重要なの?」と説明は長いのに要点を掴めない文章になっていまします。
PREPの法則に当てはめると伝えるべき内容を整理して順序立てて構成できるので、簡潔で伝わりやすい文章を書けます。
読者の記憶に残りやすく説得力がある
PREPの法則は、はじめと終わりに結論を2回伝えます。
繰り返すことで結論が強化されて相手の記憶に残りやすくなるのです。
また、主張の根拠となる理由や具体例を示すことで、相手が「それが結論につながるのか」と理解を深めながら読み進められます。
最後にまた結論が出た時に「なるほど、確かにその通りだ!筋が通っている!」と納得しやすくなるのです。
迷わず文章を書ける
PREPの法則はシンプルな構成に当てはめるだけなので、迷いなく文章を書けるようになります。
構成を一から自分で組み立てる場合、まずそこから時間がかかってしまったり、途中で話が逸れたりします。
すると「ここからどう話を展開すれば良いの?」と手が止まって悩む時間が多くなり、時間はかけたけど文章はイマイチという状況に陥ります。
文章の型に情報をあてはめるだけのPREPの法則なら、迷いやストレスなく文章を書くことができるのです。
PREPの法則を使ったライティングのポイント
結論 (Point)のポイント
結論は簡潔かつ明確に表現する
読者が一読して、何について話しているのかをすぐに理解できるようにすることが重要です。
最初に読者の関心を引きつけ、「なぜ結論に至ったのか?」とその先が知りたくなり、興味関心を保ちながら読み進めてもらえます。
「知りたい答えが見つからない」、「ここには無さそうだな」と思った瞬間に、読者はその記事を読むのをやめてしまうので、真っ先に結論から述べて「あなたの役立つ情報はここにありますよ」と示すことが重要です
理由 (Reason)のポイント
主張を支持する明確な根拠を述べる
根拠を明確にすることで、提供する情報の信頼性が高まります。
これにより、読者の納得感を深めることができます。
客観的な事実やデータ、統計資料などを用いる際は説明が複雑になりがちです。
「なんか難しそう」と読者がストレスを感じると、読み飛ばしたり読むのをやめてしまうので、理解しやすさを心がけると主張の信頼性をさらに高めることができます。
具体例 (Example)のポイント
具体的な例を示して理由を裏付ける
読者が想像しやすい日常生活や身近な経験の具体例を用いると、抽象的な概念や理由でも簡単にイメージできて納得感が増します。
具体例を複数示すのが効果的です。
読者に「このパターンもあてはまるのか」と気づきを与え、理由の内容をより深く理解できるようになります。
再結論 (Point again)のポイント
結論を強調し、記憶に残す
最初に提示した結論を最後に再度強調することで、読者の記憶にしっかりと刻み込むことができます。
同じ結論を異なる言葉や印象的な言葉で表現したり、言い回しを変えたりすると結論が鮮明になります。
最後の結論を入れることで、読者が頭の中で話の流れを整理できる理解しやすい構成に仕上げることができるのです。
実例から学ぶ!PREPの法則
airCloset(エアクローゼット)編
※airClosetの公式ページより引用
Point:結論
毎日の洋服選ぶに困る時は、ファッションレンタルサービスがオススメです。
Reason:理由
なぜなら50万着、300分ランドの中から、あなたに本当に似合うコーディネートをプロが選んでくれるからです。
Example:具体例
例えば1着分の値段で3着以上借りられたり、自分では選ばなかったテイストの服に出会えたり、「センスいいね」と褒められたりするメリットがあります。
Point:結論
そのため、似合う服がわからない、タンスの肥やしが増えていくなど洋服選びに悩む時は、ファッションレンタルサービスを活用することをオススメします。
QUREOプログラミング教室編
※airCloset公式ページより引用
※QUREOプログラミング教室の公式ページより引用
Point:結論
小学生からプログラミングを学ぶことは重要です。
Reason:理由
なぜなら2025年よりスタートする大学入学共通テスト「情報」にてプログラミングが出題されるからです。
Example:具体例
例えば、小学生から楽しみながらプログラミングを学んでおけば苦手意識がなくなります。また中高生になると本格的に学業や部活で忙しくなるため、プラスαでプログラミングを習得する時間の余裕がありません。
Point:結論
そのため、時間に余裕のある小学生からプログラミングを学ぶことはメリットが多いのです。
SUPIFUL(スピフル)編
※SUPIFULの公式ページより引用
Point:結論
英会話が苦手な人には、スピーキング力向上に特化したWebアプリが有効です。
Reason:理由
なぜならスマホ1台で、インプットとアウトプットが完結できるからです。
Example:具体例
例えば、AIが添削してくれるため、できなくて恥ずかしいという思いをせずに繰り返せます。また何秒程度で話せるかを記録するので瞬発力強化に繋がります。
Point:結論
そのため、英会話が苦手な人には、スピーキング力向上に特化したWebアプリがオススメです。
まとめ
<PREPの法則の基本構造>
結論 (Point): 最初に、何について話すのか、何を伝えたいのかをはっきりさせる
理由 (Reason): 次に、その結論に至った理由や根拠を説明する
具体例 (Example): 理由をもっとわかりやすくするために、具体的な例を出
再結論 (Point): 最後に、最初に言った結論をもう一度強調して、話をまとめる
文章を書くのが苦痛な人は、まずこのPREPの法則をマスターするのがオススメです。
シンプルな方法で、ガラッと文章が魅力的に変わる面白さを実感していただけると思います。
話す時に「結論から言うと〜」で始めると、PREPの法則で組み立てる練習になりますよ。
PREPの法則以外にも有用なライティングの技法を紹介していますので、ぜひご覧になって見てください!
最後までお読みいただきありがとうございました!